- 2026.09.14
- 「DJI AGRAS T70P」と「DJI FlyCart 100」が拓いた産業ソリューションの新定番
~T70PとFC100が作り出した新しいお仕事について~
昨今、農業・林業・建築・土木・製造・電気・運輸などなど様々な現場において効率化を目指すご担当者様からのお問い合わせを大変多く頂きます。株式会社スカイロボットでは、日々、こうした皆様の課題を解決すべく、実証試験や現場検証に励み、着実に成功を収めてまいりました。これは、創業より12年以上培った最新機器のドローンとその周辺機材の運用技術と弊社が正規販売代理店として全市場にご提案しているDJI社製ドローンの性能が融合してなされる成果でした。我々が提案するソリューションは、様々な市場の課題を”解決”に導きます。機材の性能が人間を置き去りにして刻々と進歩していく現代、使う側が追いついて、追い越してこそ本当のソリューションを実現できるでしょう。
今回は、農業シリーズのフラグシップ機「DJI AGRAS T70P」とDJIが満を持して発表した物資運搬ドローン「DJI FlyCart 100」についてご紹介し、既にどのような業務に活用されているのか、詳しく解説します。
※※なお、本記事を読まずとも、お電話、オンラインMTGなどでこの記事の内容を口頭で説明して欲しいというご要望があればお気軽にご要望くださいませ。※※
▼ T70P DJI公式ページ
https://ag.dji.com/jp/t70p
▼ YouTube 紹介PV
▼ FC100 DJI公式ページ
https://www.dji.com/jp/flycart-100
▼ YouTube 紹介PV
目次
1 DJI AGRAS T70Pの性能と活用シーン
2 DJI FlyCart 100の性能と活用シーン
3 実機デモ・導入のご相談はスカイロボットへ!

超大容量だけじゃない:DJI AGRAS T70Pの性能と活用シーン
1.圧倒的な積載力と散布効率の向上
70L大容量タンクと1分当たり40Lの散布性能により、農業ドローンの常識を覆すT70Pは、これまで高濃度少量散布が可能な無人航空機専用農薬・肥料の使用が常識だったところを地上防除で使用する通常の農薬を使用することすら可能になりました。また、吐出する液滴のサイズを50~500μmの間で変更できるアトマイザー方式の採用により、現場の風速や対象作物の葉の広がり方に合わせて、葉の裏まで薬液を届かせるかけ方や圃場外へのドリフトを防ぐかけ方も可能となります
2.進化した安全システムと傾斜地でも安定する散布品質
地形追従レーダーや障害物検知センサーの更なる強化により、果樹園などの複雑な起伏地でも一定の高度・散布幅を保ちながら安全に飛行します。送信機画面上に進行方向が画面表示されるAR機能や人や電線、車を強調表示する機能でより安全性が高まり、着実に操縦者の負担が軽減しています。まさに手動操縦時代の終焉を告げる本当のスマート農業機器と言えるでしょう。
これまで実際に大活躍したシーン
・乾田直播圃場への液体除草剤散布(2,000L/日)
1日に2,000Lの薬剤を圃場へ散布するという桁違いの作業量は、これまでカメムシ・いもち病の防除(8L/haなので、20haやってもせいぜい160L)と比べるととてつもなく大変な作業に聞こえます。しかし、T70Pと自動航行を使用して、1フライト(70L)にかかる時間2分×30フライト=実飛行時間60分程度で作業を完了しました。(実際には複数圃場の移動を含むため半日ほどで完了。)これはT70Pだからこそできる作業で、例えばT10ではタンク容量が8~10Lですので、7倍以上の時間がかかり、現実的ではありません。T70Pでこの作業がこなせることは更なるお仕事の可能性を教えてくれます。
・ビニールハウスの遮光剤散布(2,000L/日)
こちらも1日に2,000Lの剤を10棟のビニールハウスに散布するという上記と似た作業ですが、1点違う点は、機体が地上6mを飛行する点です。弊社で最初期にビニールハウスの遮光剤散布した際には、つるつるしたビニールハウスの表面を上手く検知できなかったドローンが対地高度センサーが上手く働かずふわふわしてしまう現象や液滴サイズが細かすぎて風に舞ってしまうような現象が生じておりました。しかし、T70Pの場合、そのような現象なく、スムーズに業務を完了できました。半日もかからず作業完了し、上記とは違い移動もないので、この3倍の散布量6,000L/日の可能性も感じました。
・土木林業現場での除草剤散布(700kg/日)
こちらは、林業・土木の現場での雑草防除の業務の事例です。T70Pの粒剤散布装置は、オーガシステムの採用により、タンク内のスクリューが粒剤を散布装置の円盤に向かって押し出す方式に変わりました。これにより、最大1分当たり400kgの吐出が可能なため、700kg/日も半日かからずに散布完了しました。傾斜地の雑草防除はこれまでかなり難しいお仕事でした。傾斜が緩ければ作業員が数日かかれば草刈り機でできるものの、傾斜が強い箇所では安全対策が課題となり、1日人が刈れる作業量にも限りがありました。しかし、除草剤を空から撒くことができるようになり、傾斜地の雑草管理には革命が起きたといっても過言ではないのですしょうか。もちろんニッチなニーズですが、T70Pはしっかりと応えてくれました。
さて、ここまでの3つの活用シーンをご覧頂き、どのような感想をお持ちでしょうか。T70Pを販売する弊社としても、DJIによる国内販売開始の発表当初は「デカすぎる…」、「どうやって使うんだろう…」と考えたこともありました。しかし、いまとなっては、T70Pの使い方で悩むことはありません。こうした業務でガッツリ稼げるので、こうした使い方ができればすぐに初期投資回収できるという印象です。しかしこれは、T70Pを欲しい人の感想でしょう。では逆に、欲しくはないけど、T70Pでやって欲しいことが見えてきた!という方もぜひ弊社までご連絡ください。

空から物資搬入という新しい選択肢:DJI FlyCart 100の性能と活用シーン
1.高ペイロードによる大型資材・機材の搬送
先発機FC30から大幅に最大積載量が向上し、従来では運搬できなかった建材や送電線資材、治山・林業資材の輸送に対応します。フラグシップウインチモードであれば、ウインチケーブルが機体から30m伸長するため、立木などの障害物があり、着陸ができない狭い場所へも安全な荷下ろしが可能です。
2.高い航続性能と冗長性で難しい局面にも対応
高標高エリアの薄い大気や突風に対しても粘り強い飛行安定性を発揮。デュアルバッテリーシステムや安全バックアップ機構により、人手をかけられない急斜面や孤立地域へのアクセスを確立します。自動航行で安全なルートの往復が可能。
これまで実際に大活躍したシーン
・ショッピングモール屋上での太陽光パネル運搬
とあるショッピングモールの屋上に設置してある太陽光パネルの内、数枚の発電量が落ちており、交換をしたいがその方法に悩んでいるというお話でした。
・荷揚げ地点が屋外駐車場で入り口から搬入できる車両の高さ制限があり、大型のユニック、クレーン車が侵入できない。
・階下の商業施設の営業に支障が出るため仮足場の設置が難しい。規模感費用感的にも仮足場を設けるほどではないが、人が運搬するのは難しい場所である。
とのこと。ここでDJI FCシリーズの出番でした。現状、1つの重量が80kgを超える場合はFC100では難しいですが、それ以下のものであれば、現場の状況によっては、ユニックやクレーンを使用するよりもコストを抑えられます。
例えば、河川工事の現場で、法面に荷をおろしたいが、地面が軟弱でクレーン車がアウトリガーを下せない。もしくはおろすために工事が必要。もしくは、今回の様にクレーン車が侵入できない。そういった場合にもFC100は活躍します。いつかエレベーターのない建物での引っ越し業務もやってみたい担当者でした。
・水力発電所のメンテナンス資材運搬(1.5トン/日)
高低差500m、水平距離1,000m、各60kgを25フライトで資材を搬入しました。数日かけて6トン以上は弊社史上でも最大規模の業務となりました。1フライトは10数分、D12000iEPという最大級の充電発電機を現場で2台フル回転させ、休みなく運搬を継続しました。PC上で作成した自動航行ルートは山の尾根を回り込み、麓のメイン操縦士から中間地点で操縦権を受け取った山頂のサブ操縦士が安全帯を付け、仮足場の上で60kgの単管パイプを荷受けする姿はまるでプロジェクトXのドキュメンタリーさながらの迫力ある現場でした。
建築土木の業界で物資運搬ドローンが活躍する姿は「未来」ではなく、既存の技術となりました。
・窓外壁清掃ユニット・消火ホースの搭載
弊社ではこれまで、春日部の校舎、幕張メッセ、西東京のビル、そして東海地方のホテルなどで合同会社WeeFeeS製の窓外壁清掃ユニットそして、消火ホースをFCシリーズに搭載し、試験を重ねてきました。ドローンに搭載した装置から水を大量に放水する作業はドローンの安全なホバリングに影響を及ぼします。これに対し、ペイロードが高いFCシリーズはWeeFeeS製ユニットの搭載に最適です。
窓外壁清掃ユニットは、ケルヒャーK3を3台搭載し、その水圧で手の届かない高所の外壁や窓を清掃します。窓清掃では水滴による水垢を残さないことが肝要となりますが、これに対する対応もできています。
消火ホース搭載ユニットは、40ミリホースを用いて常時0.4Mpaでの立体消火が可能です。全国の消防本部さんに導入をご検討頂いております。
実機デモ・導入のご相談はスカイロボットへ
株式会社スカイロボットでは、機体の販売だけでなく、年次点検や修理対応といったアフターサポートのほか、現地での実証フライトや一等・二等の国家資格や機種取り扱いに特化したオペレーター講習、そして、企業のドローン部隊設立のコンサルティングなど一貫して支援しております。新しい取り組みに関してぜひぜひお気軽にお問い合わせください。
ご不明点がございましたら、下記の連絡先もしくは、当ぺージのお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ下さい。
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株式会社スカイロボット
Mail:sales@skyrobot.co.jp
TEL:03-6837-9889
