受験者必読!! 二等無人航空機操縦士 実地試験解説!
2024.07.02 ドローンの資格取得を検討されている皆様の中に、
この様な悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
「国家資格は難しそうで自分が合格できるか不安…」
「実技試験でどんな内容をクリアしなければならないのかわからない!」
「スクールに通うべきか、一発試験に挑むべきか悩んでいる…」
今回のコラムでは、そうした悩みを抱える一等・二等無人航空機操縦士
講習受講前の皆様に、登録講習機関 ドローンスクールジャパンの
インストラクターが作成した実地試験解説をご紹介いたします!
実地試験を受験するにあたり、以下のポイントを心得ておきましょう。
▶ポイント1
機体の操縦技術が問われる実技試験の他にも試験があります
▶ポイント2
採点方式は、減点式採点法!各試験で誤りがあると減点対象に!
試験終了時に70点以上で合格です!
▶ポイント3
机上試験と口述試験の減点配点が高い!
机上試験と口述試験の対策は必須!
実地試験の流れは下記のようになります。
それでは最初に1番目の机上審査(飛行計画の作成)について解説します。
1問あたりの減点数は5点! 最大20点の減点の可能性!
わかりやすく審査の流れ と ①机上審査(飛行計画の作成)について動画で確認しましょう!
次に、2番目の口述審査(飛行前点検)についてです。
点検時の口述審査となりますので、
しっかりと発声して点検し試験員に伝わるように行わなければなりません。
・飛行空域その他周辺の確認 ・作動前点検 ・作動点検(地上点検、飛行点検)
それぞれのタイミングで、日常点検記録用紙を使用し、細かく点検します!
点検項目は多く、減点箇所も多数存在します。しっかりとした演練が必要となります!
②口述審査(飛行前点検)
次に、3番目の実技審査(スクエア飛行・8の字飛行・緊急事態発生時の飛行)についてです。
ここでは単に操縦技能を採点されるだけではなく、飛行前後の”安全確認”をしっかり行えるか、審査で見られます。
机上試験、口述試験で減点数が多い場合(最大30点の減点)、 些細なミスが不合格につながります。
各審査の飛行空域には、不合格区画、減点区画が設定されており、
機体の半分以上が進入してしまうと減点対象に!
操縦技術の減点で散見されるポイントとしては、主に不円滑な飛行、ふらつき等の飛行がみられます。
また、異常事態発生時の飛行では、GNSS、ビジョンセンサーをOFFにしての操縦となります。
風の影響を大きく受けやすく、飛行空域外に出てしまわないよう操縦には特に注意が必要です。
目安
風速0~2m/s:難しい
風速2~3m/s:すごく難しい
風速3~4m/s:すごくすごく難しい
風速5m/s以上:規定により実施不可
実技審査の内容を動画で確認しましょう!
③実技審査(スクエア飛行)
③実技審査(8の字飛行)
③実技審査(異常事態発生時の飛行)
次に、4番目、口述審査(飛行後点検・飛行後の記録)についてと、 5番目、口述審査(事故・重大インシデントの報告)についての解説をします。
飛行後点検は飛行前点検と同様に、点検時には日常点検記録用紙を使用し、しっかり発声して点検しなければいけません!点検項目は多く、しっかりと演練することが必要です!
④口述審査(飛行後点検、飛行後の記録)
⑤口述審査(事故、重大インシデントの報告)
最後に、実技審査における減点ポイントをまとめてありますので、ご覧ください。
どういった飛行が減点になるのか、気をつけなければならないポイントなどを紹介していきます。
以上が実地試験の概要解説でした。実地試験では単に操縦技術だけではなく、安全に飛行するための安全管理、飛行前後の確実な点検、不測事態への対処要領など、知識についてもしっかり審査されます。
ドローンスクールジャパンの資格取得コースでは、さらに具体的に時間をかけて解説するだけでなく、 修了審査と同じ環境で何度も練習を行い、修了審査を迎えます。
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