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お知らせ

DJI新製品を発表!!その驚きの新機能とは?

2022.03.24

2022年3月21日22時(日本時間)DJIからビッグニュースが発表されました!
今回発表されたのは、なんとこちらの4製品!

 

 

~TOPICS~
1.Matrice30シリーズ
2.Zenmuse H20N
3.DJI Dock
4.DJI FlightHub 2

 

 

 

 

1.Matrice30シリーズ

今回発表されたM30シリーズは、2機種。 M30は1/2CMOSセンサー、4800万画素のズームカメラ、
1200万画素の広角カメラ、レーザー測距計が搭載されており、 M30Tには、これらに加え赤外線カメラが搭載されています。
それでは、似た機能や目的を持つ、Matrice 300RTK、そして Mavic 2 Enterprise Advancedと比較していきます。

 

【サイズ感】
まず、寸法はM300よりも、2回りほど小さく、M2EAと比べると2回り程大きい様です。同じく、機体重量や最大離陸重量もM300とM2EAの中間に位置する様です。

 

【飛行時間】
次に、飛行時間ですが、こちらもM300>M30>M2EAのようです。

 

【互換性】
最後に、互換性ですが、バッテリーは、新たにTB30(容量:5880mAh・6セル)が開発され、
M300やその他のドローンとの互換性がないM30シリーズ独自のバッテリーであることが分かります。
1機体につき、2本のバッテリーでフライトが可能で、M300と同様に、低温環境では、
自己発熱機能が自動的に有効になる様です。 また、M300のバッテリーステーション(BS60)と同じく
バッテリーステーション(BS30)も発表されており、送信機も新たな機種となる様です。

なお、その他の特徴としては、機体、送信機、バッテリーステーションともに、保護等級が向上し、
雨天での運用が可能である点がプロモーションビデオからわかります。

詳細スペックやカタログのご請求、お見積りのご依頼など、コチラからお気軽にご相談下さいませ!

 

 

 

 

2.Zenmuse H20N
M300専用で、低照度な夜間でも撮影が可能な可視カメラと赤外線カメラなどをマルチに搭載したカメラです。既に実用されているZenmuse H20Tとは何が違うのでしょうか? 今回発表されたH20Nの大きさや重さはH20Tとほぼ同じです。 可視画像を撮影するズームカメラと広角カメラの画素数は H20Tよりも今回のH20Nが多少下がっているものの、 ナイトビジョンを意味する「N」の名のとおり、 スターライトセンサーを持つナイトビジョンカメラを使用することによりいわゆる暗視カメラの性能が実装されているようです。
もうひとつの大きな特徴は、H20Nの赤外線カメラには、 最大32倍の光学ズーム望遠赤外線カメラが搭載されています。 これは、点検や捜索の現場において、 さらに活躍の幅が一段と広がることは間違いないでしょう。

詳しいスペックや価格、納品時期などご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さいませ。

   

 

 

 

 

3.DJI Dock
さて、次は、M30シリーズ関連の製品です。 サンダーバードを連想された方も多いはず、そうドローンの発着場です。しかもただの発着場ではありません。ドローンへの給電、周辺天候の調査、そしてRTK基地局としての機能を果たします。 まさに人の介在しないドローン運用が可能になりますが、 完全無人でのドローン運用は現状の日本国内の法令では、 少し難しい使い方であり、日本での販売に関する詳細は、 いまのところ未定です。
   

 

さて、ここでRTK基地局について、少しだけ解説いたします。 通常、ドローンとそれを操縦する送信機は、GNSS信号を受信しています。一般にはGPSと呼ばれておりますが、GPSも数あるGNSSの一種です。M30シリーズはGPS(米国運用)の他に、Galileo(EU運用)+BeiDou(中国運用)+GLONASS(ロシア運用)の4つのシステムを受信可能で、合計20機近くの人工衛星からの信号を受信し、更に、下方に向けられたビジョンセンサーの効果も合わさり、ホバリング時に風を受けても、なんと、±の誤差10㎝の高精度で同じ位置に留まり続けます。ここに更にRTK基地局を設置、例えば、この製品DJI Dockを合わせて使用すると、DJI Dockも同じ量のGNSS信号を受信し、M30シリーズに補正情報を送信することにより、なんと誤差が2㎝程度に収まります。衛星からの信号は、周辺環境に影響されることが多いので、ここまでの高精度だとより安心感が高まります。  

DJI社からはこのDJI Dock以外にも RTK基地局製品が既に発売されております。 詳しい内容にご興味がございましたら、 ぜひお問い合わせフォームよりご相談下さいませ。

 

 

 

 

4.DJI FlightHub 2
既に、オンライン上で、無料トライアル(現時点では、日本語非対応)が開始されておりますが、日本国内での有料版の発売時期は未定です。 こちらは、これまでDJIから販売されていたFlightHubの進化版です。
FlightHubは、ドローンを集中管理するプラットフォームいわば空港の管制塔の様にドローンの状況を遠隔から確認できるソフトウェアでした。 今回発表されたDJI FlightHub 2はその機能だけでなく、 更に、PCからカメラの操作や飛行ルートの指示まで与えられる様です!

 

現在の対応機種はM30シリーズとM300の2機種。 プロモーション映像では、点検業務の効率化を取り上げておりますが、日本国内での活用方法としては、災害現場での状況確認としてドローンの映像を消防本部や行政の会議室などと繋ぐライブストリーミング機能がまずは重宝されるでしょう。 また、工事現場での進捗状況を本社と繋いだり、 建設予定地をリモート視察するなど活用方法は色々!

また更に、個人デバイスとの連携も行っており、 現場で人命救助を行う隊員全員との情報共有が一元化できることにより、救助効率の向上が見込めるでしょう。

 

スカイロボットでは、これらの技術を社会に活かすソリューションの開発、企画から実証、製品やサービス提供まで幅広く提供しています。今回ご紹介した商品の取扱いはもちろん、 運用に関するご相談など、コチラからお気軽にご連絡下さいませ!

 

 

 

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