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ドローンレースの魅力に迫る!

2021.07.12

ドローンレースとは?

 

ドローンレースとは、FPV(First Person Viewの略で、ドローンで空撮した映像をリアルタイムで見ることができる機能)ゴーグルを付け、ドローンで既定のコース内を飛行し、そのタイムを競う競技です。

 

中には直接ドローンを見ながら飛行(目視内飛行)して行うレースもあります。
レース中、ドローンのスピードは時速100km以上に達するため、レーサーはもちろん、観戦者も迫力あるレースが楽しめます!

 

 

ドローンレースの魅力

 

ドローンレースは近年注目を最も集めている競技の1つですが、その理由として性別や年齢などが関係なく楽しめるということが挙げられます。

 

ゴーグルとプロポ(ドローンを操縦するコントローラーのこと)を使って行うレースでは、子供も大人も、あるいはハンディキャップのある人もみな、状況は同じです。

 

つまり、誰もが公平にレースを行うことができます!

 

実際、以前開催された全国大会では小学5年生の男の子が優勝したほか、ドローンレースの世界大会である「World Drone Prix」では、15歳の少年がグランプリを獲得しています。

 

このように、ドローンレースの世界では大人も子供も一切関係ないんです!
しかも、ドローンレースの中には入賞者の賞金の総額が1億円以上に達するものもあり、World Drone Prixで優勝した少年は、賞金25万ドル(約2,850万円)を獲得し、話題になりました。

 

 

ドローンレースの種類

 

近年、様々なドローンレースが開催されていますが、今回は、その中から代表的なレースをいくつかご紹介します。

 

1. The Drone Racing League (DRL)

 

DRLは、選ばれたレーサーしか参加できない、世界で最もレベルの高いドローンレースの1つです。
レースのシーズン中には複数の異なる予選レースが開催され、それらのレースでの得点が最も高いレーサーがこの大会への出場権を手に入れることができます。

 

 

2. MultiGP Drone Racing League

 

同レースは、FPVレーサーであれば誰もが参加可能です。現在同レースに登録されているレーサーは、世界中に3万人以上おり、これまでに750回以上のレースが開催されています。

 

 

3. Drone Racing World eSports

 

同レースは、オンライン上で行われるeSports形式のレースです。世界中のレーサーが各国の会場にあるシミュレータを使用して他国のレーサーとオンライン上で競います。

 

 

ドローンレースに使用されるドローン

 

ドローンレースに使用されるドローンは、PhantomやMavicなどの一般的なドローンとは全く異なります。
また、レーサーは自身のドローンをより早く飛ぶようにカスタムして出場するのが一般的です。
ドローンレース用のドローンは、主に以下の4つに分けられます。

 

1. Ready-to-Fly (RTF)

 

FPVレース用に製造されたドローンで、ドローンもプロポもすべて組み立てられています。

 

 

2. Bind-and-Fly (BNF)

 

BNFタイプのドローン同様、組み立て済みのドローンが入っていますが、プロポは入っていないため、別途購入する必要があります。

 

 

3. Kits

 

一部のパーツの組み立てが必要なドローンであり、組み立てが必要なパーツにはフレームやモーターのほか、プロポやトランスミッターが含まれていることもあります。

 

 

4. DIY Racing Drones

 

すべての部品の組み立てが必要なドローンです。レーサーはより早くドローンが飛ぶようにパーツをカスタマイズして飛ばします。

 

 

ドローンレースに参加するには

 

それでは最後に、どうすればドローンレースに参加できるかをお伝えします。簡単です。練習すればいいのです。練習、練習、また練習。そう、練習あるのみなのです!努力なくして成功なし!
そこで、ドローンレースに出場するための練習に最適なシミュレータを2つご紹介します。

 

1. DRL Simulator

 

同シミュレータは、先述のDrone Racing Leagueが販売しているシミュレータで、一般的なドローンの操縦ではなく、ドローンレースに特化したドローン操縦のシミュレーションが行えます。
シミュレーションできるコースは25種類あり、その中には実際のDRLのコースも収録されています。また、カスタマイズを行うことで自分だけのオリジナルドローンを作ることもできます!
さらに、ただ練習するだけでなく、他のプレイヤーとレースを行いタイムを競うことも可能です。

 

 

2. DJI Flight Simulator

 

2つ目にご紹介するのは、世界最大手のドローンメーカー、DJI社が販売しているシミュレータです。
このシミュレータでは、実際にDJIから販売されているドローンを操縦することができます。
同シミュレータでは、ドローンを自由に飛ばすことができる「フリーフライトモード」、基本的な操縦スキルを練習することができる「スキルトレーニングモード」、空撮やインフラ点検などに必要な特定の操縦スキルを練習することができる「アプリケーショントレーニングモード」の3つのモードが行えます。
また、ドローンのカメラ視点で飛行するFPVのほか、ドローンを見ながら飛行する目視内飛行、プロポの画面を見ながら飛行するリモートコントロールなど、様々な視点からドローンを操縦することが可能です。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?
大人と子供、あるいはハンディキャップのある人の間では実力や優位性などにおいて差が開いてしまったり、そもそも一緒に戦うこと自体できないような競技がほとんどである中、ドローンレースは年齢や立場に関係なく、誰もが公平に楽しめる競技です。
ドローンを使って行う競技は、他にもまだまだあります!
今後はそちらもご紹介していきたいと思いますので、ぜひお楽しみに!

 

 

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