ドローンによる見守りを活用!日常生活にさらなる安心感を

高齢者の徘徊対策などをはじめ、子どもの通学やマラソン大会などドローンによる見守りは、さまざまな場面での活用が期待されています。日本各地で行われているその取り組みについて詳しく紹介します。

高齢者の見守りにドローンを活用

高齢化社会の現代において、高齢者に関する社会問題は深刻なものが多くあります。その1つが高齢者の徘徊問題です。認知症を発症する高齢者は年々増加しているというデータがあり、その分、徘徊する高齢者の増加につながる可能性があります。

認知症になった高齢者が徘徊することで行方不明になったり、何らかの事故につながってしまう危険があるため、あらかじめ対策を取ることが大切です。ただ、家族が四六時中監視することは困難を極めますし、徘徊防止の目的であったとしても、外に出ないように閉じ込めておくことはできません。そこで、ドローンを活用した高齢者の見守りサービスが注目を集めています。

ドローンの活躍により、徘徊している高齢者の居場所をより早く発見することが可能になると、未然に事故を防ぐことにつながります。また、ドローンによる上空からの見守りがあることによって、徘徊の心配のある高齢者がいる家族の負担や心配も減ることが予想できます。ドローンによる見守りは高齢者だけでなく、遭難者の早期発見などへの活用も期待されています。

子どもの通学を見守る実証実験も!

ドローンによる見守りは、子どもの登下校などにも活用することも期待されています。20169月には、長野県の富士見町で実証実験も行われました。民家の少ない場所を通って学校に通学をする子どもの安全をドローンによって見守り、子どもが犯罪に巻き込まれることや、猿などの野生動物からの被害を未然に防ぐことなどを目的としています。

実験は諏訪東京理科大工学部の協力によって、下校中の子どもを対象に行われました。ドローンが高度を変えながら上空を飛行し、子どもたちを撮影します。ドローンによって撮影された映像によって、個々の子どもの顔認識が可能かどうかということを検証するために実験は行われました。

結果としては、撮影された映像では対象となる子どもの特定までには至らず、今後に課題を残すことになりました。ただ、カメラを高性能なものに変えるなどの工夫をし、ドローンによる子どもの見守りが現実的になると、子どもだけでなく保護者や学校関係者など地域の多くの人々の安心材料になることが期待できるでしょう。また、ドローンに上空から見られているという意識によって犯罪の抑止にもつながるのではないでしょうか。

マラソン大会への活用で迅速な救護活動を

2016年に岐阜県揖斐川町で行われた、「第29回いびがわマラソン」では、参加ランナーの見守りにドローンが使用されました。この試みは、総務省の「IoTサービス創出支援事業」によって行われたものです。いびがわマラソンは、走りながら美しい景色を楽しめる一方で、コースの高低差が激しいことでも有名なマラソン大会です。

それだけでなく、コースの中には道が狭いなど、ランナーにとって少し注意を要するような場所があります。ただ、毎年多くの方がランナーとして参加する大会でもあり、安全面の強化のため、ドローンによる見守りが取り入れられました。参加ランナーをドローンが上空から見守ることで、何かあった時に迅速な救護が可能になります。

近い将来、このようなイベントでのドローンの見守りが本格的に実現するかもしれませんね。

ご紹介してきたように、ドローンによる見守りはさまざまな場面で必要とされています。ドローンならではの小回りの良さは、見守りの際にきっと役立つことでしょう。近い将来、さまざまな場所で人を見守ってくれるドローンの姿がたくさん見られることになるかもしれませんね。

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